体育授業のコツ

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体育指導56ハードル走5

ハードル走5  本番通りのコースを設定するときに、ハードルの間隔が違うコースを複数作っておくといい。子どもたちは、試しながら自分に合うコースを選ぶ。その人数の差によってコースの数も調整していく。  ハードル走は走る運動なので、先にも述べたよ...
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体育指導55ハードル走4

ハードル走4  二歩目は太ももを地面に平行になるように広げハードルを越させる。この動きは特殊なので一歩目よりも練習が必要であろう。  二歩目を普通の向きのまま通りぬかせようと思うとどうしても「跳ぶ」ことになる。跳ばずにまたぎこすためには、足...
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体育指導54ハードル走3

ハードル走3  ハードルを跳び越す(またぎこす)練習を始める。  ハードルを走り抜けるときに、体がなるべく上下しないようにするにはどうしたらいいか、それを考えていくとフォームはおよそ決まってくる。  一歩目を振り上げたときに、足がハードルに...
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体育指導53ハードル走2

ハードル走2  この低学年用ハードルを、走り抜ける練習をして驚いたことがある。  なんと、この練習を繰り返しているうちに、何もハードルのない短距離走が速くなっていたのである。  先にも述べたように、初めに短距離走の記録を測っておいた。そして...
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体育指導52ハードル走1

ハードル走  幅跳びと違って、ハードル走は跳んではいけない。子どもたちは、ぴょーん、ぴょーんという擬音語がぴったりくるようなリズム感で跳びながら進む。  ハードル走をする子どもの隣を、何もないただの短距離走をする子を走らせ、二人を比べてみる...
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体育指導51走り幅跳び5

走り幅跳び5  助走が始まったときから、視線は自分の決めたゴールを見続けていなければならない。  無意識のうちにそうやってゴールを決めているからだ。  太ももが上がるようになり、跳躍の角度がつくようになると、跳んでいる瞬間にゴールを見ること...
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体育指導50走り幅跳び4

走り幅跳び4  第1時では、「ふわっとした跳躍」という感覚を体感してもらうことに中心をおいた。これが高跳びの「原初的なおもしろさ」につながるという考えに基づいてである。  だから、まだ記録を測っていない。  学習の前後の伸びを見るために、一...
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体育指導49走り幅跳び3

走り幅跳び3  跳んだときに体がふわっと浮くような感覚を体感させる。それは、高いところから飛び降りたりトランポリンを跳んだりするような感覚とは少し違う。  走り幅跳びでは助走がある。垂直に跳ぶわけではない。助走からの跳躍に角度を生み出すため...
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体育指導48走り幅跳び2

走り幅跳び2  走り幅跳びの「原初的なおもしろさ」  走り幅跳びの跳躍に高さを生み出すことの必要性を述べた。これは物理的な法則によって説明ができる。いわゆる弾道の問題である。一定の速度と高さによって、物体は遠くまで飛ぶことができる。  走り...
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体育指導47走り幅跳び1

走り幅跳び1  走り幅跳びの学習は、砂場でする。安全のためには当然である。  しかし、場所が狭い。狭いので活動量がどうしても制限される。 体育研究の実践などを見ると「二種競技」「三種競技」などと称して、走り高跳びやハードル走と同時に行ってい...