脱「パーキンソン第一法則」を目指して

働き方改革

脱「パーキンソン第一法則」を目指して

 教師の働き方改革を推進するための論点を整理する。

1 パーキンソンの第一法則

 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
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 仕事は管理しなければ、膨張し続ける。

2 残業代のないことによるリミッターなき学校現場へ

 出勤・退勤時間さえ守れば後はどれだけ残っていてもいい。
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 勤務管理は個人に委ねられ、個人の感覚によって勤務時間が決まる可能性が高くなる。

3 無限に続く教材研究

 教師の仕事を突き詰めると終わりがない。
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 理想を求めるほどに、勤務時間という箱を膨張させ続ける。

4 プラスアルファを求める職場の感覚

 研究授業に見られるデコレーション感覚
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 教科書プラスアルファがいい授業?

 誰が悪いというわけではなく、長年の文化の積み重ねの結果、組織全体として時間調整をすることが極めて難しい文化・習慣を形成していくことになったのである。

 さらにはこの項では書いてないが、保護者との関係の変質や安全への過剰すぎるほどの対応、さらには対クレーム対策としての「そろえる文化」などが絡み合い、状況としてはかなり複雑になっていると言える。

 

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