2022-12

教育技術シリーズ

算数指導23直方体の見取り図

直方体の見取り図の書き方 簡単な見取り図の書き方を紹介する。1 ノートに長方形を一つかく。始めは長さを指定した方がいい。 縦3cmで横4cm程度が書きやすい。2 1個目とは少し斜めにずらして、全く同じ大きさのものを書く。3 頂点同士を定規で...
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算数指導22線対称の指導

6年線対象の指導 算数の学習は定義から入る方がシンプルな場合がほとんどだが、定義をあとから追いかけさせる方がいい時もある。線対象の指導は、その一つである。 教科書の場合は、二つに折って重なる図形を見つけさせる。 今回は先に作図させてみる。「...
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算数指導21立体の指導

立体の指導 4年生の立体の指導(6年生でも使える)である。 頂点、辺、面の指導をするときには、大きめの箱と教室そのものを活用するといい。 箱を見せながら説明する。「このとがった部分を頂点と言います。三角形や四角形と同じですね。 頂点は全部で...
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算数指導20授業開きノート指導

授業開き ノート指導2 書き終えたところで、もう一度自己採点を聞いてみるといい。「先生が初めに20点といった意味が分かるでしょう?つまりそれだけ君たちがあっという間に成長したということです。」 解説を加えておく。「人間は自分で書きながら、書...
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算数指導19授業開き

授業開き 算数の4月第1回目の授業ではノート指導をする。 数字は、大きく、濃く、はっきりと書く。一つのマスに一つの数字、10ならば1と0は二つのマスを使う。分数も2行で書かせる。定規を使う。 行は一行空くように次を書かせる。隣に二つ以上並ぶ...
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算数指導17目の前で書かせる

4年生「垂直と平行」 4年生の「垂直と平行」の学習では、三角定規を使って垂線や平行線を書かせる学習内容がある。垂線はまだ書けるのだが、平行線を書かせるのは想像以上に難しい。 この学習では、唯一と言っていいほどノートの罫線が邪魔になる。罫線を...
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算数指導14忘れ物は貸し出す

忘れ物は教師が貸し出す 子どもたちは忘れ物をする。一年間全く忘れ物がないという経験は一度もなかった。きっとほとんどの学級でそうだろう。 忘れ物があることを前提で対応するべきである。場合によっては、子どもには意識があって再三親に頼んでいるが、...
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算数指導11アルゴリズム2

アルゴリズム2 写していようが自力で解いていようが、そこは大きな問題ではない。計算ドリルだって横に大人がついて全て答えを教えているかもしれないのだ。 この宿題のチェックの代わりに、1問だけ選んで、その場でさせてみてもいい。そして正解ならば、...
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算数指導10アルゴリズム1

アルゴリズム 筆算ができない理由を二つ上げる。 一つが「一桁の加減乗除」が不十分であること。 もう一つが計算の手順つまりアルゴリズムの定着が不安定であること。 一桁の加減乗除についてはこれまでも述べてきた。 もう一つの「アルゴリズムの定着」...
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算数指導9九九表を持たせる2

九九表を持たせる2 九九表を積極的に使わせながら、割り算の筆算の手順を覚えていく。 これを繰り返していくうちに、いつのまにか九九の方もできるようになって来るのである。先に述べた「他の技術との併用」をしていくうちに、個々の単独の技術も習得して...