2022-12

体育授業のコツ

体育指導26目線

目線 運動と目線は重要な関係にある。体の動きばかりに注目していると気づかないままで間違った指導をしてしまう。1 バッティング バットにボールが当たらない子どもに、「あたる瞬間を見て」と指示するとヒット率がかなり高くなる。嘘みたいと思うだろう...
体育授業のコツ

体育指導25協応動作

協応動作 人間の体は、動くときに全体の筋肉が連動して動く。 例えば後ろを振り向くときに首だけを動かすのではなく、肩から腰までを動かしている。ぎっくり腰になると、こんなところも実は動かしていたのかと実感する。 そうした何気ない動作だけでなく、...
体育授業のコツ

体育授業24運動会2

運動会 その2 そしてご存じの通りコロナウイルス感染対策である。 これによって、運動会そのものが吹っ飛んだ。日本中が運動会のない学校生活となった。 もし仮に「運動会は復活してほしいですか。」という投票でもやってみたら、どんな結果が出るのだろ...
体育授業のコツ

体育指導23運動会1

運動会 運動会と言えば、日曜日に学校にやってきて、暑い中にみんなで参加し応援して、昼休みには親の作った弁当を食べ、最後は紅白(またはブロック)の勝敗を決めて、日焼けして帰る、というのが日本の(大げさでなく日本中の)伝統だった。 良くも悪くも...
教育技術シリーズ

算数指導31「大きな数」

4年 大きな数 大きな数の学習は、ずっと連続して続いています。4年生の学習がその最終型として、「兆」を扱います。 今までの学習なら、数の大きさを具体的なイメージで表していましたが、「兆」の桁で具体的なイメージを表すのはほとんど無理です。「〇...
教育技術シリーズ

算数指導30統合

統合 一つの学習に集中して取り組むと、他のことができなくなるという現象が起きる。 4年生の割り算の筆算を例にあげる。 割る数が2桁になると、商の立て方が複雑になってくる。 十の位の数字を見て、すぐに見当がつくパターン。 仮商を立てて、1つ下...
教育技術シリーズ

算数指導29文章題の構造

演算決定その3 文章題の構造 ここで文章題の構造を大まかに見ていく。 文章題は大きく2つの構成で成り立っている。 条件 問い 条件 ある2つの数値を示す。  例 男の子が3人います。女の子が2人います。 問い 2数の関係を示し、答えを求める...
教育技術シリーズ

算数指導28演算決定その2

演算決定その2 子どもたちをさらに混乱させるのが、割合の学習である。 演算決定という視点で見ると、この単元は他にない特徴がある。 求める答えによって式はかけ算の場合も、割り算の場合もあり、しかもわり算はどちらの数がわる数で、どちらの数がわら...
教育技術シリーズ

算数指導27演算決定

演算決定 学校のカリキュラムは、単元ごとに編成してある。だから「かけ算」の学習の時には一部の例外を除き、かけ算の問題しか出てこない。宿題も同じである。 子どもたちはその期間、「かけ算漬け」になって習熟していく。一つの技能を身につけようと思え...
教育技術シリーズ

算数指導25出題者との闘い

6年分数のかけ算・わり算 6年生の分数のかけ算・わり算の攻略のポイントは、いくつも重なる手続きをいかに見落とさずに正確に処理できるかである。 一つ一つの手続きはそれほど難しいわけではない。 分数のかけ算は、分子どうし・分母どうしをそれぞれか...