体育指導31バスケ・子どもへの話

バスケットボールの指導 授業の前の小話

 子どもに実際にした話である。

 みなさんに大切な話をします。

 バスケットボールは、シュートを打たないと得点がはいりません。

(子どもは笑い出す。当たり前やん、と。)

 得点が入らないと絶対に勝ちません。どれだけ守りが完璧でも自分のチームが0点だと

引き分けはあっても勝ちはありません。

(こう話すと、確かにそうだ、という顔になる。)

 そこでコツがあります。

 1にシュート、2にシュート、3・4もシュート、5もシュートです。

(子どもまた笑う。)

 ゴールが見えたら、まずシュートを狙うのです。
(これはマンガ「キャプテン翼」のパクリ)

 友だちにパスを回すのは、シュートが無理だと思ってから考えるのです。

 中には失敗したらどうしようと思って目の前に敵がいないのにシュートしない人がいます。(これは実際にいる。)

 もう一度言います。シュートを打たないと点が入りません。点が入らないと絶対に勝ちません。だから、ともかくシュートを打つのです。

 ゲーム中に、誰でもいいからシュートチャンスがあるように見えたら、「シュート!」と声をかけてあげてください。

 始めは入らないし、届かないこともあります。それでもいいんです。そのうちに入るようになってくるものなのです。

 先生は、シュートの成功率よりも、失敗してもいいから何回シュートを打ったかで、成績をつけてもいいと思っているくらいです。

<補足>

 このくらい話しておかないと、苦手と思っている子どもたちはシュートを打とうとしない。

 ちなみに私が学習中に最もかける言葉は「シュート!」である。

 

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